中国旅行


     ●乗り物

 中国は非常に広い国ですが乗り物はまだまだ不便です。まず旅行で使われると思われる乗り物を紹介します。

1.乗り物

1.1 飛行機

 日本と違い基本的に片道でチケットを買い、料金も
片道料金がベースです。往復で買うと何パーセントか割引され学生証を使えばさらに何パーセントか割引されますが学生証を使用できる席には限りがありますので早めに予約しないと学割できる席がなくなってしまいます。ただし国際線では留学生の学生証では学割はできません。。
 中国は
格安チケットがなく正規料金なので日本では普通格安チケットをみな利用されているので日本の料金と比べてもそれほど安いとは思いません。

1.2 汽車

 一番旅行者がよく使うと思われる乗り物です。しかし汽車の本数がニーズに全く追いついておらずどの汽車もとても混んでいます。切符は普段は
当日を含め4日間分を購入できますが夏休みなどの長期休暇中は1週間前から購入することができます。

1.3 バス

 バスはきれいなバスから今にも壊れそうなぼろぼろなバスまでさまざまなものがあります。

1.4 船

 船を使う旅行はもちろん海に面している都市間しか利用する機会はありません。

2.乗り物を使う際の注意点

どの乗り物も日本のようにしっかり時間通りに確実に着くというわけではないので乗り換えなどを考える場合はかなり時間に余裕を持たなければなりません。着いた町で1泊するぐらいの気持ちで予定を立てた方がよいです。
汽車は区間や季節によって朝から買いに行っても4日後までの硬座(ying zuo)(1番安い席)以外の席は全て売り切れている場合もあります。
バスは10時間を越すような移動には利用しない方がよいです。すごく長い距離の長距離バスに限ってすごくぼろぼろで走行中によく故障して故障するとその場で運転手さんが修理するのでいつ目的地に着くか検討すらつかなくなる事もあります。
長距離バスはどれもすごくとばすので前の車を越すために反対車線をよく走るのでどうしても事故が起こる可能性が高いので注意した方がよいです。そう言っても自分が運転するわけではないのでどうしようもないのですが。。。
船は1等は見たことありませんが2から5等までは同じベッドでただ等があがるほど個室になっていきます。5等はすごく大広間にベッドが並べられています。天気がよい時は問題ないのですが海が荒れると等が低くなるほど船の下側になるのでよく揺れます。中国人の人が言っていましたが天候が悪くなりそうな時は船が沈む恐れや大揺れする恐れがあるので船の利用は避けた方がよいようです。
中国の飛行場は国内線でも空港使用料がいります。国際線(香港・マカオを含む)90元、国内線50元。

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     ●宿

 旅行で一番お金がかかり悩むのが泊まるところだと思います。誰もが望むのは安くて環境がよく安全であるところです。
 留学生は自分が所属している学校の学生証を持って旅行に行けばその学生証を利用して
他の大学の留学生寮に泊まることができます!?留学生寮は値段的に考えると同じレベルのホテルより安全できれいです。そして何よりの利点がスタッフが留学生慣れしているのでへたくそな中国語でもたついていてもしっかり相手してくれることだと思います!!それに学校によってはとても気が聞くスタッフがおりそこの学校の留学生を紹介してくれたり困っていることを向こうからいろいろ協力してくれたりもします!!このようなサービスはホテルではありません。
 しかし欠点は北京・上海などは夏などの時期は短期留学生がたくさんおり寮が全く空いていないということです。夏などは重点大学、外国語大学、師範大学はまず可能性がありません。開いているとすればあまり留学生に有名でない学校です。
 留学生でなくただ中国に旅行するという人は普通留学生寮には泊まることができないと思いますがもし泊まれたらいけないのでトライしてみてだめなら
学校のホテルに行けば留学生でなくても泊まれます。もちろんホテルは寮よりは値段が高いですが一般のホテルより安く安全性も高いと思います。大体大学のホテルと留学生寮は近くにあるので探すのは簡単なはずです。
 大学についたら留学生楼(liu xue sheng lou)はどこにあるかとその辺を歩いている学生か学校の門番に聞けばよいと思います。
 
長い間泊まる人は大学の寮、ホテルにせよまず値段を値切ってみるのがよいと思います。運がよければ値段が安くなります!!
 旅行に行く前にしっかり泊まる場所が決まっていないと心配な人は大学のホームページで留学生部のホームページから留学生部の事務室の電話番号を調べあらかじめ予約しておくのもよいかもしれません。

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     ●持ち物

学生証(学生証があれば公共施設の入場券が学生料金になります。大学の留学生楼に泊まれます)
身分証明書(ホテルに泊まる時に必要です。)
パスポート/パスポートの控え(大学によってパスポートがないと留学生寮に泊まれません)
身に付けられるお金入れ(大金を財布に入れるのは財布を出す時にすりの的になり危険なのでたくさんのお金は体に身につけておいた方がよいです。)
トイレットペーパー(公衆トイレには紙がありません)
洗面用具(留学生寮や安いホテルには何もついていません)
ガイドブック
カメラ(せっかく旅行に行くなら記念を残しましょう!)
薬(風や下痢になった時のために。)
電話カード(ICカード、200カードなど。もしも何かあった時にすぐに電話できるように。)

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     ●旅の種類

 乗り物を利用して旅行する時はすりに会わないように中国人の庶民から見て高価なものを周りの人に見せつけるように出さない方がよいと思います。(自分は見せつけていないつもりでも周りの人はそう思っています。)
 
お金・身分証明書・パスポートなどはカバンなどに入れるより体に身につけられる袋などに入れて身に付けておいた方が安全だと思います。
 旅行の種類は無数にありますが面白い旅行のスタイルを紹介したいと思います。

汽車旅行

 汽車旅行は時間がすごくかかりますしとても疲れます。切符を買うのも一苦労します。しかし後から思い返してみると苦労した分すごく鮮明に記憶に残っています。中国はとても広いのに汽車の速度はまだまだ遅いのですごく時間がかかりますし席も硬座(ying zuo)などは全て木でできていて座りごこちが悪いどころか絶えられなくなってきます。しかし座り方を考えると疲労度が変わってきます。別にそんなことを知っても何の得にもなりませんが1つの旅の楽しみ方だと思います。日本の電車のように全てが快適であると楽しむ場所がありません。その面
中国の汽車は面白いです。一番座りごこちの悪い硬座(ying zuo)は庶民が1番よく使うので長い汽車の中で彼らと交流したり彼らを観察したりするのもとても面白いです。
 中国は今どんどん発展しておりドイツの鉄道技術を導入し高速化にも力を入れていますので
このような旅ができるのも今のうちだけだと思います。将来的には必ず日本の電車と同じような快適なものになってしまった時にはもうこのような体験をしたくてもできません。せっかく中国にいるのなら日本の旅行と一味違う中国の旅行の仕方をしてみるのもよいと思います。旅の後にも話しのネタになりますし、ただ汽車に乗っただけなのにすごく達成感があります!!
 注意としては始めから硬座(ying zuo)で何十時間もの旅は絶対に耐えられなくなりますので
始めは5、6時間以内の汽車で慣れてから長距離にトライすることをお勧めします。。
 アドバイスとしては食事を必要とするような汽車旅には例えば
カップラーメンやパンなどを持って乗車した方がよいと思います。駅や汽車の中でも食料は買えますが街で買うより何倍もしますので始めに購入して乗るのがベストだと思います。汽車では日本でいう駅弁みたいなものをご飯の時間に売って歩いていますが回りで買っている人を見るとまずいのかたくさんの人がほとんど残して終わりにしています。汽車の中には車両ごとに給湯器がついてありカップラーメンなどを持って乗るとそこからお湯さえくめば食べることができます。飲み物も買ってから乗った方が安く済みます。長旅では時間つぶしのためにひまわりの種などを持ち込むと食べるのに時間がかかるのでよい時間つぶしになります。

中国家庭体験(ホームステイ)

 これは誰でもできるわけではないのですがすごく仲がよい中国人の友達ができると長期休暇の時など必ず家に遊びに来ないかと誘われます。これは普段の学校生活と違い
本当の中国人の生活ができます。話は全て中国語、ご飯などもレストランなどの中華料理と違い家庭料理を食べることができます。田舎の家などは庭にたくさん豚や鶏などの家畜がいます!!
 生活も普段の自分の生活と違い完全に中国の生活習慣に合わせなければならなりません。
自分で観光旅行に行くのと全く違う体験がたくさんできます
 中国は日本と違いすごく国が大きいので地方によって生活習慣や食べるものも異なりますし民族によっても異なります。さらに貧富の差もすごくある家は本当に貧しいくまたある家は日本以上に裕福な生活をしています。
 私は個人的にこの旅行が1番好きです!!

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