<あなたの留学する目的は何ですか?>
 留学しようと考えた目的は誰もが持っているはずです。
1.キャリアアップしたい
2.中国語をマスターしたい
3.中国、中国人が好き
4.外国で生活してみたい
5.多くの友達を作りたい
6.旅行をたくさんしたい
6.疲れた生活から開放されたい
など人それぞれ何かしらのきっかけがあって留学をしようと考えておられるはずです。まずこの目的をもう一度思い出してください。そしてどんなところなら、どんな大学ならこの目的を達成できるかと考えると数え切れない選択肢の中から自分に最高の留学先を決めることができると思います。

<WTO加盟による中国留学ブーム>
 中国は2002年、WTOに加盟いたしました。これによって急激に留学生数が増加しました。留学生は中国人学生の10倍近い学費を落としてくれるのでどこの大学も入学制限をかけなく1クラスの人数増加、中国語教師不足による授業の質の低下などの問題を起こしています。
 私の経験上、語学の習得には少人数クラス、優秀な先生とのめぐりあいは必要不可欠でした。そのため中国への留学は時間に余裕がある人にはこれが一段落する3、4年後である2005、6年以降の留学がお勧めです。


<留学≠語学マスター、キャリアアップ>
 「××するためにこういう生活を送って行かなければならない」と考えていますか?なぜこのような面倒なことをする必要があるのでしょうか?
 日本人にとっては留学をすることは比較的簡単です。これを言い換えれば留学してきたから特別とは自分が今考えているほど思われていないということを認識しなければなりません。そして日本と同じ生活を送ってしまい始め考えていたような成果をあげられなかったと帰国後後悔する人が後をたたない現実も知っておく必要があります。
 1年もいて大して上達もせず帰国して行った人を多く見た経験からも語学習得は留学すれば誰でもできるほど簡単ではないと思います。環境はその言葉を1日中聞ける環境ですがそれなりの目的をもち努力をしなければ満足できる結果を残せません。
 特に将来の就職や転職のためにと考えている人は特にしっかりとした目的を立てて臨まなければ時間だけはすぐに経ちますが自分が思っていたほど留学が企業に評価されないというのが現実です。
 最後になりましたが皆様が大切なお金と時間をかけるだけの価値のある成果の残せる留学ができることをお祈りしております。