入学したい学校が決まったら学校へ入学の申込みをしなければなりません。申込みの方法は2つあります。1つは仲介業者を利用するもの、もう1つは個人で直接学校に申し込むものです。
 仲介業者を利用するとややこしい手続きを全て業者がしてくれますが業者によりサービスの度合いは違います。詳細
 仲介業者を利用するとややこしいことをする必要はありませんが業者への手数料が留学費用の大部分を占めるので個人で直接学校に申し込むとこの無駄なお金をカットでき少ない費用で留学ができます。
 仲介業者を利用する場合は自分で自分にあった業者を見つけ申し込めば業者が全て必要なことを指示してくれるのでそれに従ってやれば手続きは完了しますのでここではあえて触れません。
 ここでは個人で直接申し込もうと思っている方に申込の仕方、手続きの流れなどを説明したい思います。


     ●学校への申込

 個人で直接学校に申し込む場合、まず学校のホームページなどから学校との連絡方法を探します。その際にほぼ全ての学校がメールアドレスを載せていますがメールをほとんどの学校がチェックしていないためメールを送っても返事が返ってこないというのが実情です。お金はかかりますが電話を使って問い合わせるか、郵便で資料請求をするのが1番確実です。電話の際注意が必要なのはほぼすてべの学校が土日及び中国の休日、昼休み(11時頃から2時頃)、は事務室に人がいないため連絡が取れません。事務室は8時半頃から5時までが勤務時間ですが5時前に電話をかけても早く帰りたいと帰宅準備をしているので適当にあしらわれ、いやな思いをされるかもしれませんので5時前に電話をするのは避けた方がよいでしょう。

 申込の流れを書く前にまず大切なことを書いておきます。個人で手続きをする場合中国語を必要とするということです。多くの学校の事務室の先生は中国語しかできません。また中国では事務室で働いている人は教師より地位が高いので態度がかなり横暴な方も多いです。ここまで読んで中国語ができない方や中国語にそこまで自身がない人はそんな事務室の先生がたどたどしい中国語で相手にしてくれるだろうかと心配になった人はいないしょうか?私は中国に来てかなりの方の入学手続きを手伝ってきたので大体要領も分かるようになり、又よく事務室に行くので事務の先生も顔を覚えて下さいました。この経験を活かしてこれから留学予定の方の力になりたいと思います。
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1.申込の流れ

学校のHPなどから学校の連絡先を調べ学校と連絡をとる。
学校に連絡をとり留学を考えているので留学するための資料を送付してほしいといい事務室の指示に従って自分の連絡先などを知らせる。
入学のための資料を作成。
学校から送られてきた用紙に入学に必要な資料を作成する。
1.入学申込書
2.最終学歴の卒業証明書又は在学証明書(コピー可)
  注:本科生進学予定者:
高校以上の卒業証明書
2、3年次に編入の場合は各学校が指定するHSKの要求以上の級の合格証
その他学校が要求する書類

    研究生進学予定者:
学位・修士の証明書
各学校が指定するHSKの要求以上の級の合格証
その他学校が要求する書類
3.最終学歴の成績証明書又は在学学校の成績証明書(コピー可)
学校に作成した資料を郵送。
学校によっては健康診断書の用紙もすでに同封しているところもあるがこれはビザを取得するのに必要なので送り返してしまわないように気をつけなければなりません。
審査後入学が許可されれば入学許可証とJW202ビザ申請書が送られてくる。
普通は不合格になることはないので入学許可書が届きます。
健康診断を受ける。
健康診断書(学校から送られてきた所定用紙)を使い健康診断を受けに行く。(JW202ビザを日本で取得せず観光ビザで行く人は不要)

注: 健康診断は国立病院のみ、開業医不可
用紙に写真を貼り付けなければならないが写真の下部に病院の公印で割り印をしてもらうことと、裏面の医師のサインの部分にも写真部と同じ病院の公印が必要なので忘れないように検査に行った時に診断書を作成される方に言ってください。
血液検査の結果もコピーではなく原票が必要なので原票を必ずもらってください。
ビザの申請。
中国大使館・領事館でビザの申請をします。
JW202ビザ
(留学ビザ):
必要書類: パスポート、学校から届いた入学許可証、健康診、
断書原本、血液検査報告書

観光ビザ: (30日、60日、90日)
必要書類: パスポート
 注:ビザの取得には2週間ぐらいかかります。
航空券購入、保険加入など。詳細
迎えの手配
中国に出発する1週間ぐらい前に学校に連絡を取り到着日・時間・飛行機の便名を知らせ迎えに来てもらうように頼む。

 注:ほぼ全ての学校で迎えは無料です。